★欧州市場序盤では、新規の取引材料は伝わらなかったものの、欧州勢の参入に伴い欧州のクロス円の買いが優勢になった。米長期金利の低下を背景に、対欧州通貨中心にドルが軟調に取引されるなか、ドル/円の上昇も一服した。その後、米長期金利が下げ渋るなかドルは反発した。米長期金利が2.26%から2.25%まで低下したことでドル売りが再燃した。ただ、米NYダウ先物はプラス圏推移が継続しているため下値は堅い展開だった。米雇用指標が予想より強い内容となったことで円売りが強まったが、反応は一時的だった。米長期金利が上昇し、日経先物やNYダウが堅調に推移したことも相場の支えとなり、一時111.95円と本日高値を更新した。カナダドル/円など資源国のクロス円が下落した影響を受けて一時111.62円付近まで売られたが、米国株が底堅く推移したため下押しは限定的だった。資源国通貨絡みの取引が中心となったため相場は方向感のない展開だった。
欧米市場では、ほぼ111.70-90円のレンジ相場となり、方向感の見出せない展開が続いた。米国株が堅調推移したこともあり、リスク選好の動きから円は売られやすい展開。しかし、112.00円台付近では上値が重い展開が継続しているため、本日も狭いレンジ内での動きとなりそうだ。
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