★ドル/円の日足では、高値切り下げ・下値切り上げの三角持ち合いを形成している。そのため、上放れ・下放れする可能性が高くなっている。5日線(赤線)は10日線(黄線)と25日線(青線)を下抜けるデットクロスとなっている。また、10日線も微妙に25日線とデットクロスし始めてきた。そのため、戻り場面では10日線の116.642円や、25日線の116.718円が上値抵抗ラインとなりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上方からMACDとシグナルがデットクロスしながら下落基調となっている。MACDとシグナルのかい離を維持していることで、MACDが横ばいとなるまでは下落基調が継続する可能性がある。
日本時間午前1時にトランプ次期米大統領の記者会見が予定されている。市場では、ドル高に関する言及はないとの見方もある。ただ、記者からの質問でドル高に対して言及する可能性もあり、テールリスクとして警戒しておく必要がある。
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