★ドル/円は、一目均衡表基準線13日(緑線)112.54円が上値抵抗ラインと意識され上値が重くなっている。一方、下値も日米金利差の拡大観測から底堅い展開となっている。そのため、フォーメーション分析から見ると、鍋をひっくり返したようなソーサートップを形成しているように思われる。そして現在のところソーサートップのプラットホームを形成しているように見える。プラットホームの下限となる10月16日安値111.63円を下抜けすると、下落基調が早まる可能性が高い。
基準線26日線(青線)を下抜けすると、一旦ストップロス的な動きになりやすいが、日米金利差の拡大観測から下値も基準線52日(赤線)110.37円近辺で下げ止まる可能性が高い。
一方で、基準線13日を上抜けすると三尊天井を付けに行く上値トライとなりやすく、一旦は113円前半近辺までの戻りトライとなりやすい。
ソーサートップの形成は珍しいフォーマメーションなので、過去の経験則通りプラットホーム下抜けなのか、それともダマシとなるのか、今後の動向は気になるところである。
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