FITS エコノミックレポート

★ドル/円のボリンジャーバンド（パラメータ：21、±1、±2、±3）では、バンド幅が縮小するスクイーズに向かってきている。バンド幅の伸縮を示すオシレータであるボリンジャー％B（パラメータ：21、3、5）でも、インジケータ％Bがシグナルとデッドクロスしながら下落基調となていることから、バンド幅が急速に縮小していることを示現している。

11月10日から21日移動平均線（紫線）を挟んだもみ合い相場となり、ロウソク足も小さなものとなっている。

今後の注目点では、どこまでバンド幅が縮小するかにある。前回軽いエクスパンションしたのは10月19日の1.978まで低下した時である。現在は2.930に位置しており、もうしばらくは縮小傾向が強まる可能性が高い。ボリンジャー％Bが低位から横向きになってきたら、要注意か？