FITS エコノミックレポート

ドル/円の長期線ならこれ!

 

★ドル/円の長期トレンドを見ていく上での月足では、17カ月線(赤線)34カ月線(青線)が分かりやすい。長期的なトレンドが分かると、押し目買い、戻り売りを判断する際に参考となる。

ただし、今回はロウソク足が34カ月線を下抜けしたものの、17カ月線が下値支持ラインとなりなかなか下抜けしない展開となっている。ただ、17カ月線は下向きとなっており、徐々に下値を切り下げとなる結果となっている。また上値も34カ月線がレジスタンスとして意識され上値を抑えている。

長期的なトレンドラインで17カ月線が34カ月線を下抜けするデッドクロスしていることから、下落トレンド基調となっている。

一方ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:58.93、%D:61.50と特に過熱感もない位置から横ばいとなっている。もみ合い相場に強みをもっているストキャスティクスが、このような状況となっていることでより相場を難しくしている。

 

一応は長期的にも下落トレンドとなっているが、17カ月線をしっかり下抜けしない限り、大陽線で34カ月線を上抜けする可能性もある。現在は日足のトレンドに沿った短期売買が良いと思われる。

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