★欧州市場序盤では、欧州株が軟調に推移、ドル/円とクロス円が上値重く推移した。欧州株が大方下落し、米長期金利が2.26%台で伸び悩み、ドルは買い難い展開だった。英中銀金融政策委員会後のポンド/円売りや米長期金利の低下を受けて、ドル売り・円買いが優勢となった。米7月ISM非製造業指数が53.9と市場予想の56.9を下回ったことが分かると109.92円まで売りが加速した。109円台では押し目い買い意欲が旺盛だったことや1日安値109.93円がサポートとして意識された。米長期金利が低下幅を拡大したことで円買い・ドル売りがじわりと強まった。『モラー特別検察官はロシア問題調査で大陪審を設置する』との報道を受けて再びドルが売られた。また、米長期金利の低下幅拡大も嫌気され109.80円台まで下げた。
110.00円割れでは底堅く推移しているものの、徐々に下値を切り下げ始めている。ドルの上値が重くなっていることから、買い方が徐々にドル買いレベルを下げていく可能性もある。本日はNY市場で米7月雇用統計が公表されることから、アジア市場では短期筋のポジション調整などが中心となりそう。
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