FITS エコノミックレポート

★ドル/円は、トランプ相場が始まった昨年11月9日の安値101.18円から12月15日の高値118.66円のフィボナッチと白銀比率による節目を検証する。

3月27日に110.95円まで下落したものの、半値押しが意識され上昇基調となったものの、38.2%押しの111.99円が上値抵抗ラインとなり、再び下落基調となった。4月7日も米3月雇用統計の非農業部門雇用者のネガティブサプライズを受けて、下押ししたものの50%押しを下回らず反転した。

今後の注目点も、50%押しを下回るか否か、また38.2%押しを上抜け出来るかにある。また、3月31日の高値112.21円を上抜けするとダブルボトムネックライン上抜けとなる。一方で、2月28日のダブルトップネックラインの111.67円も意識される。