FITS エコノミックレポート

ドル/円の分かりやすい分析方法を紹介!

 

ドル/円動向を分析する上で分かりやすい分析方法を紹介する。用意するのは、移動平均線45日線(赤線)、75日線(緑線)、90日線(青線)。さらにストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)を設定する。

 

90日線の下にあるときは、戻り売り目線となり、上にあるときは押し目買い目線となる。90日線の下で推移している場合、戻り基調で上値に移動平均線が接近し、ストキャスティクスが買われ過ぎまで上昇していたら移動平均線が上値抵抗ラインとなりやすく売り目線となる。一方、90日線の上で推移している場合は、下落基調で下値に移動平均線が接近し、ストキャスティクスが売られ過ぎまで下落していたら移動平均線が下値支持ラインとなりやすく買い目線となる。

 

現在は、まだ90日線の上に位置していることから、買い目線となる。しかし、%Kと%Dがデットクロスし下向きとなっていることから、下落基調となっている。90日線は112.091円に位置していることから、週初このラインで反転するようなら、再び上昇基調に戻る可能性が高い。ただし、上値では75日線の113.707円や45日線の114.894円が上値抵抗ラインとなりやすい。

45日線は低下傾向となってきている。またわずかであるが90日線も微妙に低下傾向となってきた。一方75日線は上昇基調を維持している。また、ロウソク足が上値・下値切り下げとなっていることから、90時間線を下抜ける可能性もあり、週初は動きには注意が必要となる。17日の高値113.51円を上抜けるのか、それとも安値112.58円を下抜けするのかが最重要ポイントとなる。

 

結構分かりやすいチャートなので、自分なりにアレンジして使用してもらえれば嬉しい。

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