FITS エコノミックレポート

ドル/円の下値・上値節目を探る!

 

昨日トランプ米大統領のドル高けん制発言から、ドル/円も円高進行となった。これからもドル高に対するけん制発言が出やすいので注意が必要となる。

昨日は心理的節目となっていた112円半ばを下抜けるとドルが急落し112.04円近辺まで下落した。112.00円意識されたのか、それとも何かほかの要因があったのかを探る。

 

トランプラリーが始まった11月9日の安値101.15円と12月15日高値116.66円をフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。

そうすると、フィボナッチの38.2%押しとなる111.97円が意識されたことになる。このラインを下抜けしてしまうと、半値押しの109.91円まで下落する可能性がある。

一方戻り基調では、本日高値113.37円まで戻したものの、白銀比率の29.8%押しの113.44円が上値抵抗ラインとして意識されている可能性が高い。

 

1月27日以降連日上値・下値切り下げとなっていることから、今晩も下値では112.04円が意識され、上値では113.44円や31日の高値113.96円が意識される。31日の高値を抜けると上値・下値の切り上がりとなり、戻り基調となる可能性が高い。

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