FITS エコノミックレポート

ドル/円の上値の重い理由は週足に!

 

★米国の3月利上げ思惑が急速に高まり、ドル買いが材料が揃っているにも関わらず上値の重い展開となっている。ドル高けん制発言が出てくるのではないかという心理的な面はあるが、テクニカル的にもそれなりの理由がある。

ドル/円の週足では、一度13週線(赤線)を下回ると上値抵抗ラインとなり、上値を抑えながら下落基調となってきた。その13週線は114.883円に位置しており、意識せざるを得ない状況となっている。直近では、2月17日週も上値抵抗ラインとなりその後下落した。

 

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dがかい離幅を拡大しながら下向きを維持している。

ただし、フォーメーション的には、上値・下値切り下げながらも上昇フラッグのような形になっている。目新しいドル買い材料が出てくると上昇基調となる可能性が残されているが、13週線を上抜けできるほどの材料でなければならない。

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