FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向 ドルは緩やかに上昇!

 

★欧州市場序盤では、欧州株が堅調推移、米長期金利が上昇したことにドルが支援され、ドルは主要通貨に対して反発した。欧州株が伸び悩み、日経先物も失速となるなか、クロス円の下落が重しとなって、109.25円前後で上げ渋った。その後、『トランプ政権は税制改革に関してかなり前進しているようだ』との一部砲づ尾を受けて米長期金利が上昇するにつれドル買いが優勢となった。米長期金利上昇、8月リッチモンド連銀製造業指数の上振れ材料視され、一時109.54円まで上昇した。18日高値の109.60円が目先のレジスタンスとして意識されるとドル買いも一服し、109.40円を挟んだ神経質な値動きとなった。NYダウが一時160ドル超上昇した割には円売り・ドル買いの反応は鈍かった。引けにかけてNYダウが200ドル超上昇し、米長期金利も上昇幅を拡大すると一時109.65円まで値を上げた。

 

NYタイムに入ってNYダウや米長期金利の上昇から緩やかにドルは上昇基調となった。ただ、上昇の勢いは緩やかとなり、手探りのドル買いという感じであった。基本的には24-26日のジャクソンホールでのシンポジウムを控えて様子見ムードが強い。昨晩は新月で、アノマリーではドルが強くないやすい日とされており、アノマリー通りの動きとなった。

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