★トルコリラ/円の日足では、緩やかに低下基調にある5日SMA(赤線)、10日SMA(黄線)、25日SMA(青線)に沿って下落基調になっている。そのため、徐々に上値を切り下げる展開になっている。
また、中長期線も緩やかに低下基調にあることから、戻り場面ではレジスタンスとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっているため、下押しバイアスが強い。
トルコでは6月3日に5月消費者物価指数(CPI)と5月生産者物価指数(PPI)が公表される。原油高などもあり徐々にインフレ率が上昇してきている。ただ、トルコ中央銀行はインフレ抑制のための金利引き上げには消極的との見方が広がっている。そのため、現在の政策金利である19.0%を上回るCPIの結果になると、リラの下値模索の動きになりやすいので注意が必要である。
一方で、インフレ指標が改善した場合は、売りポジションの買い戻しも入り反転する可能性もある。その際は、25日SMAを明確に上抜け出来るかがポイントになる。
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