★トルコリラはエルドアン大統領率いる公正発展党(AKP)がイスタンブール市長選のやり直しを要求しているとの報道が伝わると政局不安がある。また、高止まりするインフレ、成長率も減速する中で、トルコ景気を回復させていくことが出来るかなど不安材料が多く、トルコリラの上値を抑える展開となっている。
トルコリラ/円の一目均衡表日足では、上下ヒゲを付け雲の中を往復するような動きとなっていたが、値幅が徐々に縮小してきており、三角持合いの様相となってきている。雲の厚みが厚いだけに過去のシコリ玉が溜まっている。
雲の下限を下抜けしてきており、雲の下限19.615円近辺がレジスタンスとして意識される。一方で、転換線9日(赤線)は上向きとなっており、短期的には中心値が上昇していることを支援している
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜けしており両線とも緩やかに下向きとなっていことから、上げ下げの中で下落基調が強まってきている。
トルコは景気停滞のうえ、政局不安まで浮上してきているほか、ロシアからの武器購入問題から米国との関係も悪化している。そのため、トルコリアは売られやすい地合いである。三角持合いの様相となっていることも、再び上下どちらかに大きく動く可能性があるので、注意が必要となる。
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