★トルコ中央銀行は10月21日、政策金利を16.00%に引き下げることを発表したことがリラ安の要因となった。大方の市場参加者は100bpの利下げを想定していたが、200bpの利下げを受けてリスク回避的なリラ売り・米ドル買いが急拡大した。この影響でリラは対円でも下落し、節目の12円を下回った。
トルコリラ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションしており、下押しバイアスの強いことを示している。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、低水準で%DがSlow%Dを下抜けしており、再び下押しバイアスが強まっている。
現状トルコリラ/円は下押しバイアスが強いことから、更なるリラの下落には注意が必要となる。また、本日一目均衡表の雲のネジレとなっており、トレンドの加速や反転など相場の節目になりやすい。
下押しバイアスの鈍化のシグナルとしては、プラス3σのバンド幅拡張から横ばいになってくるような動きに変わることがポイントになる。プラス3σが内側に入り、マイナス3σも横ばいから上向きになるようなら反転のシグナルになりやすい。
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