★トルコ金融当局のインフレ抑制に向けた断固たる姿勢を好感したリラ買い続いている。また、トルコと英国が自由貿易協定(FTA)を締結したこと、トルコが新型コロナウイルスのワクチンを米製薬大手ファイザーから購入することが決まったことなどもリラの支援材料となっている。
トルコリラ/円の日足では、一目均衡表の雲のネジレで上向きに加速する展開となった。そのため、ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、バンド幅が拡張するエクスパンションしており、上昇基調が続く可能性が高い。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準で横ばいとなり張り付く状態となっている。モメンタム系オシレータでは、上昇トレンドが発生すると高水準で張り付くダマシが発生しやすい。そのため、安易な売りは注意が必要となる。
まとめると、雲の上限でエクスパンションしたことで、上昇基調が継続する可能性が高くなっている。マイナス3σが横ばいから内側に入ってくると上昇のモメンタムが鈍化したことになる。そのため、現状は上向きバイアスが強いことを示している。ただ、心理的節目となる14.0円台では一旦利益確定を目的としたリラ売りが出やすい。
プラス3σも横ばいから内側に入るような動きになると、一旦のトレンド反転の兆しとなる。
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