FITS エコノミックレポート

★トルコリラ/円の一目均衡表日足では、雲の上限19.89円が目前に迫ってきたことで、レジスタンスとして意識されている。そのため、雲の上限を上抜けることが出来るか、それとも押し戻される展開となるかが焦点となる。

転換線5日（茶線：オリジナル線）、転換線9日（赤線)は緩やかに上向きを維持しており、相場の方向性を示す基準線（青線）もわずかに上向きとなっている。そのため、方向的には上昇トレンドは継続している。

また、戻り高値となった8月16日高値19.45円を上抜けしていることから、押した際のサポートとして意識されやすい。基準線が上向きを維持している場合は、押し目の限界は転換線9日19.06円までとされている。また、8月30日安値と9月13日安値を結んだサポートラインもサポートとして意識される。

ただ、RSI（パラメータ：14）は、66.55%となっているが、前日は66.96%だったことから微妙に低下傾向となっている。前日高値19.81円に対して本日高値が19.82円と高値を上回っているにも関わらずRSIが低下するダイバージェンスを起こしている可能性があり注視していく必要がある。ダイバージェンスの発生は先行き下落基調となりやすい。