★トルコリラ/円の一目均衡表の日足では、3月24日以降転換線(赤線)と基準線(青線)がレジスタナンスとなり上値を抑える展開が継続している。
直近では基準線が下向きになってきたことで、さらに下押しバイアスが強まる可能性が高い。また、ロウソク足が転換線を下抜けしていることで、レジスタンスとして意識される。
徐々に上値が切り下がる展開になっている。
そして、雲の厚みが膨らむほか、下限も接近してきていることから、先行きレジスタンスとして意識されやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け上値を切り下げながら両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
現状では、反転の兆しは見られず下押しバイアスが強まってきているので、急落には注意が必要な状況となっている。
カブジュオール・トルコ中銀総裁は金融引き締めスタンスの継続を強調しているが、エルドアン大統領に睨まれて追加利上げに踏み切れそうにはない。それどころか逆に、低下傾向の支持率を回復させるためにエルドアン大統領が利下げを強く求める可能性もあり得る状況となっている。さらに、エルドアン大統領は25日、4人いるトルコ中銀副総裁のうちの1人を解任した。中銀独立性への不信感が一層深まっており、リラ売りにつながりやすい。
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