★トルコリラ/円の一目均衡表の日足では、年初に基準線(青線)を上抜け上値トライとなったが、雲の上限がレジスタンスとなり押し戻された。その後は、基準線を下抜けると一度も実体で上抜け出来ずに弱含みの展開が継続している。また、転換線(赤線)もレジスタンスとして意識されている。
現在4月2日安値15.827円が一旦の底値となり、戻り基調となっている。しかし、相場の方向性を示す基準線が下向きとなっていることから戻り売り目線は変わっていない。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎまで下落したところから、%Dが若干上向きとなってきていることで、戻り基調の兆しが出ている。
まとめると、基準線が下向きとなっていることから、下落基調の中でのあや戻しのような展開となっている。戻り目処とすれば、転換線の16.73円や基準線の16.82円近辺となる。
トルコでは新型コロナウイルスの感染拡大しており、先行きの景気減速懸念が高まっている。そのため、トルコリラが本格的に回復するには、時間がかかりそうだ。
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