FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円では極限のスクイーズ!

 

★トルコリラ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、±3σがのバンド幅が縮小するスクイーズ状態になっている。そして、極限近いバンド幅縮小となっており、何時バンド幅が拡張するエクスパンションしても不思議ではない状態となっている。

一目均衡表の雲の下方に位置しており、雲下限がレジスタンスとして意識され上値抑えている。ただ、来週には雲のネジレが2回あることから、トレンドの反転や加速など相場が動意つく可能性もある。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dをわずかに下抜けしてきたが、ほぼ横ばいの動きになっておりトレンドレスの状態になっている。

21日SMAも横ばいになっており、上下どちらに放れるかは予想しにくいが、雲の下限が強いレンジスタンスとして意識されやすい。

ただ、昨日欧州序盤に発表されたトルコの1月消費者物価指数(CPI、前年比)は48%を上回り、約20年ぶりの高水準を記録した。また、コアCPIも前回31%台から39%台まで加速し、インフレの深刻さが再確認された。

そのため、金融政策金利14.0%とのかい離幅が広がりマイナス金利幅が拡大したことで、上放れというよりも下放れしやすい地合いとなっている。

何時、相場が上下に大きく放れても不思議ではない状態になっていることから、放れには注意しておく必要ある。

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