★米中間選挙を目前にしてNYダウの下落が止まらない展開となっている。トランプ政権の支持層は、50代・60代の白人や退役軍人が多く株価下落で彼らの年金に打撃となると、支持層からの不満や支持離れにつながる可能性が高まる。そのため、株価維持はトランプ政権にとっては生命線となる。今年2月から始まった乱高下相場でも高値から10%超下落すると、トランプ政権から株価へのフォロー発言が相次ぎ相場を支えた。
今回10月3日に年初来高値が更新されたことから、改めてトランプ政権の株価へのボーダーラインを引き直した。
2月のケースでは、高値から10%超下落するとトランプ政権からのフォロー発言が出て、持ち直す展開となった。ただ、相場は急に止まれないことから、12%前後までは下落する展開となった。
まず、現状把握であるが、第一関門である高値からの5%下落25,604.22ドルを下抜け約8.79%の下落となっている。10%下落は24,256.63ドルであることから、NYダウ終値24,583.42に対してレッドラインまで326.79ドルとなる。
11%下落は23,987.11ドル、12%下落は23,717.59ドル、13%下落は23,448.07ドルとなっている。
高値から10%下落のレッドラインを目前にして、トランプ政権内から株価フォロー発言が出てくるか注目されるところである。今回も2月同様の動きとなるようなら、10%超の下押しは買い場となりやすい。ただ、10%超下落してもトランプ政権内から何も行動が見られないときは、さらに深押しとなる可能性が高いので警戒が必要となる。
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