FITS エコノミックレポート

ゴールドスポットからみた金上昇!

 

限月のないゴールドスポットの4月以降の価格帯別出来高から相場を見てみると、4450-4540円の間での出来高が多い。

北朝鮮を巡る情勢悪化から金は急騰しているが、4600円超での出来高が少なく未だに含み益を抱えている買い方が多いと思われる。そのため、金の勢いが鈍化するようならば、利益確定売りが出やすい。ただ、週末の夜間取引でも下ヒゲ陽線引けとなる強い相場が続いている。

現状では5日線(赤線)が下値支持ラインとなっている。また上から短期線・中期線・長期線の順番になっており、しっかりとした上昇トレンドとなっている。

 

一方ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:96.89、%D:96.06とかなり買われ過ぎ過熱感が強い。

 

昨日北朝鮮がトランプ米大統領が『レッドライン』としていた核実験を実施したことから、米国の出方次第では有事の金買いにつながりやすい。そのため、本日の相場状況が重要となるなか、米国市場では『レーバーデー』の祝日で株式市場と債券市場が休場となり、アジア・欧州市場の動きが注視される。また、トランプ大統領の突然のツイッター投稿内容に市場が乱高下しやすいので、警戒が必要となる。

為替市場でも地政学リスクの高まりから円買い・ドル売りが強まりやすいことから、為替動向にも注意が必要となってくる。

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