★J.P.モルガン.グローバル製造業PMI(購買担当者景気指数)は、景気の方向性を示す経済指標で速報性の高さから金融市場で注目されている。企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したものである。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が続くと景気減速を示す。
2017年12月の54.5がピークとなり、18年4月に一旦持ち直したものの、その後は下落基調が続き2月には50.6まで低下している。今後も持ち直すことなく50を割ってくると、世界的に景気減速感が強まり、リスク回避の動きが強まる可能性が高い。
その際は、世界的な株価の下落調整やリスク回避の円高になりやすく、日本の景気減速感も強まる。
昨今のメディアで世界景気減速が語られているが、世界景気は2018年以降ブレーキがかかっていたことが分かる。そういう意味では、リスク回避の動きに対応出来るような投資戦略が必要となる。
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