FITS エコノミックレポート

★くりっく株240分足日経平均株価の240分足をTレートで分析する。Tレートは８期間指数平滑腺（赤線）の上に位置している場合は買い目線、下に抜けたら売り目線となる。ただ、これだけでは心もとないので、20期間単純移動平均線（青線）を加える。現在は8期間指数平滑腺を上抜けしてきている。ただ、8期間指数平滑腺と20移動平均線がデッドクロスしていることから、現在は戻り売り目線となる。

ただ、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、わずかながら上昇基調となってきており、戻り基調を示している。

直近安値の2万2670円と直近高値2万4071円を結ぶフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。白銀比率の29.8％押し2万3654円が下値支持ラインとなったものの、上値では23.6％押しの2万3740円が上値抵抗ラインとなりやすく上ヒゲになるかが注目。

まずは8期間指数平滑腺を確り上抜け、再び20期間移動平均線とゴールデンクロスするまでは戻り売り目線となる。フォーメーションでも下降フラッグのような形状になっていることから、買い方は十分注意する必要がある。