★くりっく株365日経225の60分足では、24時間線(緑線:日足では1日線)が上値抵抗ラインとなり下落基調となった。ただ、その後は2万3270-2万3500円でのもみ合い相場となった。雲の下限を下抜けしていることや、各移動平均線が緩やかに下向きとなっていることで、下落基調は継続している。
米国株式市場は、NYダウは362.59ドル安の26076.89、ナスダックは64.02ポイント安の7402.48で取引を終了した。世界的な金利上昇への警戒感からアジア・欧州株が全面安となり、米国株も売りが先行する展開となった。先行き不透明感からポジションを手仕舞う動きが散見され、終日軟調推移となった。下げ幅は一時410ドルを超えた。米長期金利の上昇や原油価格の下落が嫌気されたほか、トランプ大統領による一般教書演説を控えて内容を見極めたいとの思惑も広がった。VIX指数は13.84から14.79へ上昇した。
価格帯別出来高では、もみ合いながら出来高が急増していることから、押し目買いにより相場を支えている。ただ、もみ合い相場のレンジを下抜けすると、買い方からの手仕舞い売りが出やすくなるので注意が必要となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方でMACDとシグナルが横ばいとなっていることでトレンドレスを示している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%Kと%Dが横ばいとなり、一旦トレンドレス状態となっている。
本日は、日本時間午前11:00からトランプ大統領の一般教書演説がある。米国株が大幅下落したことにつれ、日本株も売られやすい地合いではあるが、一般教書の内容を見極めたいとの思惑もあり、様子見ムードが広がる可能性もある。前日は午後になると欧州勢からの売りで市場が崩れた。このところ、午後2時前後から大きく動くことが多くなっているので、本日も午後の動きには注意が必要となる。
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