FITS エコノミックレポート

くりっく株365日経225:60分足分析!

 

★くりっく株365の日経22560分足では、120時間線(赤線:日足では5日線)が上値抵抗ラインとなり戻りの重しとなっている。週末は閑散相場だったと見えて、上ヒゲ・下ヒゲが非常に多いロウソク足となった。

 

米国株式市場は、NYダウは223.92ドル高の26616.71、ナスダックは94.61ポイント高の7505.77で取引を終了した。米10-12月期GDP速報値が概ね堅調推移な内容となり、米12月耐久財受注も予想を大幅に上振れしたことで、リスク選好の買いが先行した。トランプ大統領がダボス会議での演説で米経済の好調さを強調し、TPPの復帰を示したほか、為替相場でのドル安進行が好感され、終日堅調推移となった。主要三指数は揃って最高値を更新した。VIX指数は11.58から11.08へ低下した。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯が上値に位置していることで、戻り基調では買い方からの『やれやれ売り』が出やすく、上値の重しとなっている。上抜け出来るだけの材料が必要となる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、緩やかながら戻り基調を示しており、ゼロライン近辺まで戻り基調となっている。ただ、ゼロラインが上値抵抗ラインとなることも多いので注意が必要。ストキャスティクス・スロー(パラメータ14、3、3、20、80)は、%Kと%Dがともに上向きとなっていることで、もみ合いながらも戻り基調を示している。

 

米国株式市場は過去最高値を更新するほど先行観が強いものの、日本株については、円高が進行しており12月日銀短観の想定為替レート全産業下期109.77円や大企業製造業下期109.66円を上回る円高となっている。そのため、先行きの企業業績への不安感が日本株の重しとなっている。

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