FITS エコノミックレポート

くりっく株365日経225:60分足分析!

 

★くりっく株365日経225の60分足では、120時間線(赤線:日足では5日線)を下抜けしたものの、240時間線(茶線:日足では10日線)が下値支持ラインとなり、何とか下げ止まっている。ただ、上値では120時間線や雲の下限などが上値抵抗ラインとなりやすく、上値の重しとなりやすい。

 

米国株式市場はNYダウは41.31ドル高の26252.12、ナスダックは45.23ポイント安の7415.06で取引を終了した。複数の主要企業決算が市場予想を上振れたことで買いが先行した。外国為替市場でドルが主要通貨に対して弱含んだことに伴い輸出関連株が買われたほか、米長期金利上昇を支えに金融株が物色され180ドル超上昇した。その後、ハイテク株中心に売りが進み100ドル超下げたが、引けにかけてはプラス圏を回復した。NYダウは最高値を更新した。VIX指数は11.10から11.47へ上昇した。

 

価格帯別出来高では、出来高が多い価格帯が下値支持ラインとなっているものの、下抜けすると出来高の少ない価格帯へ下落していきやすい。また上値でも出来高が多いことから、もう一段の下落となるとストップロス的な売りも入りやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがデッドクロスしながら、ゼロラインを下抜けしてきている。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、40%前後で横ばいとなっており、方向感を欠いた動きとなっている。

 

欧米市場から加速した円高進行が嫌気されやすく、輸出関連株に売りが広がる可能性が高く、指数を押し下げやすい。ただ、朝方から株価が下落すると日銀による株ETFの買い入れ期待が膨らみ下げ幅を縮小する可能性もある。本日は『ゴトー日』のため、仲値決めまではドルは底堅い展開となりやすいが、その後の動きが重要となる。

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