FITS エコノミックレポート

くりっく株365日経225:60分足分析!

 

★くりっく株365日経225の60分足では、23970円をネックラインとするダブルトップを形成した。ただ、雲の上限の上方に位置しており120時間線(赤線:日足では5日線)240時間線(茶線:日足では10日線)を上回っていることから、上昇基調は継続している。

 

米国株式市場は、NYダウは3.79ドル安の26210.81、ナスダックは52.26ポイント高の7460.29で取引を終了した。連邦政府機関の閉鎖が回避され先行き不透明感が後退し、NYダウを除いて買いが先行した。主要企業決算の発表に乏しいなか、本日より開幕したダボス会議の動向や主要決算を見極めたいとの思惑が広がった。決算内容が嫌気されたJ&JやP&Gなどが売り込まれた半面、トラベラーズやIBMなどは堅調だった。S&P500とナスダック総合指数は最高値を更新した。VIX指数は11.03から11.10へ上昇した。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯近辺で下げ止まっているが、下抜けしてしまうと、出来高の少ない価格帯があり値動きが大きくなりやすい。また、一旦上値が重くなったことから、利益確定売りや買い方からの『やれやれ売り』も入りやすく上値の重しとなりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からMACDとシグナルがデッドクロスして下向きとなっていることで、下落基調が継続している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、%Kと%Dが下向きとなっており、ことらも下落基調となっている。

 

欧州時間で円高が進行したことや、NYダウの上値が重かったこともあり、高値圏で推移している日本株にも利益確定売りが入りやすい。また、米長期金利が低下したことから、金融株などにも売りが入りやすい。ただ、昨日の日銀金融政策決定会合の結果や黒田日銀総裁の記者会見からも、日米の金融政策の違いから、過度な円高進行は想定し難い。また、朝方からマイナス圏で推移すると、午後から日銀による株ETFの買い入れ期待が膨らみ相場を下支えしやすい。

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