★1月12日以降のくりっく株365日経225の60分足では、240時間線(茶線:日足では10日線)が下値の節目として意識されている。ただ、上値では24時間線(緑線:日足では1日線)がレジスタンスラインとして意識され、上値を抑えている。雲の上限を上抜けしていることから、現状では上昇基調は継続している。
米国株市場は、NYダウは97.84ドル安の26017.81、ナスダックは2.23ポイント安の7296.05で取引を終了した。前日の大幅上昇に対する利益確定売りが広がったほか、債務上限問題による米国政府機関の閉鎖への警戒感から軟調推移となった。また、住宅や製造業関連指標が市場予想を下回ったことも嫌気された。VIX指数は11.91から12.22へ上昇した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の2万3900円付近を維持している。出来高の多い価格帯を下抜けすると、出来高の少ないほうへ下落基調となりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上で横ばいとなっており、もみ合い商状であることを示している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜けしており、短期的な下落調整になりやすい。
もみ合い相場となっていることから方向感の欠いた状況となっている。先行期待はあるものの、米国株が総じて下落したことで、方向感が出るまでは一旦様子見となる。また、240時間線が下値支持ラインとなっていることから、下落基調では重要なポイントとなる。
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