★くりっく株365日経225の60分足では、240時間線(茶線:日足では10日線)が下値目処として下げ止まる展開となった。ただ、雲の下限を下抜けしたことで、上値が重くなりやすい。また、2万4000円近辺でダブルトップを形成しており、ネックラインと下抜けしていることも下落基調となりやすい。
米国株式市場は、NYダウは10.33ドル安の25792.86、ナスダックは37.38ポイント安の7223.69で取引を終了した。米企業決算に対する期待から、朝方は大きく上昇して始まった。NYダウは一時280ドル超高の2万6000ドルを上回る場面もあった。しかし、主要企業決算を見極めたいとの思惑や、暫定歳出法案の期限が19日に迫っており、政府機関閉鎖のリスクが意識され下落する展開となった。VIX指数は10.16から11.66へ上昇した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を下抜けしたことから、戻り基調では買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく上値の重しとなる。また、出来高の多い価格帯を下抜けしたことで、もう一段の下落となると買い方からのストップロスの売りも入りやすくなる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを下抜けしており、MACDとシグナルがかい離幅を広げ下向きとなっている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ過熱感が出ていることから、押し目買いが入りやすい。この場合、トレンドが出ているかそうでないかが重要点となる。現在下落トレンドが強くなっていることから、戻り売り目線となる。
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