FITS エコノミックレポート

★くりっく株３６５日経２２５の日足では、22400～23000円近辺で出来高が多いことから、買い方に含み益が生じている。ただ、現在値近辺では出来高が少ないことから、上値が重くなると利益確定売りが入りやすいことを暗示している。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：94.94、％D：96.61とかなり買われ過ぎ過熱感が出ている。また、％Kが％Dを下抜けしたことも利益確定売りが入りやすい。

ただ、8日指数平滑腺（赤線）と20日単純移動平均線（青線）では、8日線が20日線の上に位置していることから、買い目線は変わらない。そのため、8日線の23555円近辺が下値支持ラインとなりやすい。

気になるところでは、高値圏で前日のロウソク足を包んでいることである。騰勢が鈍化していることを示現している。酒田五法でも『最後の抱きは天井』としている。二本のロウソク足を一本にするとほぼ十字線となり、迷い足となる。