★1月4日以降のくりっく株36560分足では、もみ合い相場が継続しており、一目均衡表の雲の上限や72時間線(青線:日足では3日線)が下値支持ラインとなっている。
米国株式市場は、NYダウは102.80ドル高の25385.80、ナスダックは6.19ポイント高の7163.58で取引を終了した。欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行した。米企業業績への期待や世界的な株高基調を背景に買い安心感が広がり、主要3指数は過去最高値を更新した。しかし、主要経済指標が予想を下振れしたことで、高値警戒感から上値も限られた。VIX指数は9.52から10.08へ上昇した。
価格帯別出来高では、出来高が多い価格帯に位置しており、この時点では売り方・買い方ともに利益が出ていない状態となっている。そのため、この価格帯から上振れ・下振れするとストップロス的な大陽線・大陰線が出やすい状況となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインが下値支持ラインとなり、MACDとシグナルが横ばいとなっている。そのため、トレンドレスの状況といえる。ゼロライン近辺ではダマシが多く発生するので注意が必要となる。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、戻り基調とはなっているものの、ダマシの多い状況となっている。
今年に入ってからもみ合い相場となっており、この価格帯で出来高が増えていることは、短期的に売買材料が出ると大きく動く可能性が高いので注意が必要となる。ただ、米国株は3指数とも過去最高値を更新していることから、大きな下振れは考え難い。現在マグマが溜まっているような相場つきとなっている。
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