FITS エコノミックレポート

くりっく株365 日経225:60分足分析!

 

★1月11日以降のくりっく株365日経225の60分足では、米国株高につれ高して2万4000円を上抜けして終了した。ただ、引け際のロウソク足は高値圏で『十字線』のような迷い足で終了している。高値圏にあることから、利益確定売りに上値が重くなった。ただ、2万4100円近辺で短時間に出来高が急増していることから、上値追いの期待が高いことを示している。

 

米国株は、NYダウは322.79ドル高の26115.65ドル、ナスダックは74.60ポイント高の7298.28で取引を終了した。前日の大幅反落を受けた買い戻しが先行した。アップル(AAPL)が米国内への大規模な投資計画を発表すると上げ幅を拡大する展開となった。また、米企業決算に対する期待から堅調地合いが続いた。米12月鉱工業生産が良好な結果となったほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)で、大半の地区で経済が緩やかなペースで拡大したとの認識が示されたことも好感され、引けにかけても堅調推移となった。VIX指数は11.66から11.91と若干上昇した。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがかい離幅を拡大しながら上向きとなっていることで、上昇トレンドの勢いが強いことを示している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K85.05、%D:88.13と買われ過ぎ過熱感が出てきている。また、一旦%Kが%Dを下抜けしていることから、短期的な下落調整があっても不思議ではないが、トレンド発生時にはストキャスティクスはダマシが多く発生することから、MACDの動きが重要となる。

 

NY時間引けにかけてドル買いが強まり111円台前半まで円安が進行したことで、輸出関連株など広い銘柄に買いが入りやすい。そのため、日本株も底堅い展開が予想される。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ