★日経平均株価:利益確定売りや戻り待ちで売り優勢
欧州株安に加え米株先物の下落を嫌気した売りが先行し、前日までの3日続伸で995円上げただけに利益確定売りや戻り売り待ちが優勢となった。結局、前日比224円安の2万1925円と4日ぶり反落で取引が終了した。
★東京外国為替市場:本邦実需筋のドル買い観測で底堅い展開
ドル/円は、市場では『本邦実需勢の買いが観測された』との声が聞かれたほか、全般ドル買い戻しの流れが続き、一時106.92円まで上げた。全般ドルが底堅い展開となった。ユーロ/ドルは、21日に発表されるFOMC議事要旨を控えて持ち高調整などのユーロ売り・ドル買いが優勢となり、1.23ドル台後半の安値圏で取引された。
★米国の北朝鮮への圧力が強まる可能性
米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は、核施設の最新衛星画像をもとに、「実験用軽水炉の稼働に向け、冷却水を確保するためのダムを建設するなどの進展がみられており、2010年に建設が始まった軽水炉は稼働できる状態に近づいている」との分析結果を発表した。
★ドイツ政権不安はユーロの重しに
ドイツで19日に発表された世論調査で、難民の受け入れに反対する新興右派政党「ドイツのための選択肢」の支持率が2大政党の1つで中道左派の社会民主党を初めて上回り、今後のドイツ政治の勢力図が大きく変化することにつながるのかどうか注目されている。ドイツの世論調査会社 INSAの調査によると、各党の支持率は、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟が32%、新興右派のドイツのための選択肢が16%、そして、中道左派の社会民主党が15.5%で、ドイツのための選択肢が初めて社会民主党を上回った。
★欧米イベント
○16:00 1月独生産者物価指数(PPI、予想:前月比0.3%)
○19:00 2月独ZEW景況感指数(予想:15.9)
○19:00 2月ユーロ圏ZEW景況感指数
○22:30 12月カナダ卸売売上高(予想:前月比0.4%)
○24:00 2月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:1.0)
○21日03:00 米財務省、2年債(280億ドル)入札
○欧州連合(EU)財務相理事会(ブリュッセル)
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