★欧米市場の反応待ち:ドイツ連立交渉の決裂
19日深夜のドイツ連立交渉の決裂により9月連邦議会(下院)選から2ヶ月を経てなおメルケル首相は政権発足の目処すら立たない状況に、威信が大きく低下している、すでにメルケル時代の『終わりの始まり』が意識されつつある。
★日経平均株価:海外勢の利益確定売りに軟調
前週末の米国株下落や外国為替市場での円高進行を背景売りが先行した。ただ、売り意順後はプラス圏まで戻す場面があったが、海外投資家中心の利益確定売りに押され再びマイナス圏にみ一時下げ幅を191円に広げる展開となった。結局、前週末比135円安の2万2261円と反落して終了した。
★東京外国為替市場:ドル/円112円割れでは押し目買い
日経平均株価が軟調推移したほか、時間外の米長期金利が低下したことなどを受けたドル売りが出た。一時112円台割れとなる場面もあったが、112円割れ水準では押し目会も入るなど下値は限られた。ユーロ/ドルは、ドイツ政治情勢の不透明感から欧米株式先物はマイナス圏で推移しており、1.17ドル前半で上値の重い状態が続いた。なお、安部首相は『行き過ぎた円高は是正された』『大胆な緩和はデフレマインド払拭につながっている』などと発言した。
★欧米イベント
○16:00 10月独生産者物価指数(PPI、予想:前月比0.3%)
○20:45 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
○21:15 ラウテンシュレーガー欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○23:00 ドラギECB総裁、講演
○23:15 コンスタンシオECB副総裁、講演
○24:00 10月米景気先行指標総合指数(予想:前月比0.6%)
○北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回会合(メキシコ、21日まで)
○ブラジル(黒人意識の日)、休場
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