★日経平均株価:引けにかけて下げ幅拡大
短期調整見通しに海外投資家などの利益確定売りが先行し一時下げ幅が200円超へと広げたが、下値では押し目買いが入り下げ渋った。引けにかけては再び利益確定売りが優勢となり、下げ幅を拡大させた。結局、前週末比300円安の2万2380円と大幅4日続落で終了した。
★東京外国為替市場:日経平均株価の下げにつれリスク回避の動き
ドル/円は、日経平均株価が前週末比100円超安の軟調試合が続いたことから、リスク回避的な円買いに振れやすい地合いとなった。しかし、引き続き国内勢によるドルの押し目買いが下支えとなり、113.65円前後で小動きが続いていた。しかし、日経平均株価が引けにかけて300円超下落すると113.40円台までリスク回避のドル売り・円買いが強まった。ただ、目先も113円台半ばを大きく割り込む展開は想定しにくい。ユーロ/ドルは、小動きとなっていたがドル/円の下落に伴って1.1660ドル付近まで小幅に買われた。
★ビットコイン今年3回目の大幅下落
仮想通貨ビットコインが最高値から30%近く値下がりしている。顕著な下げは今年3回目となる。以前の下げ局面では安値買いのチャンスとなったものの、ビットコインの開発者とマイナーとの内輪もめでビットコインの見通しが複雑になり、一部の大体仮想通貨の魅力が増しつつある。
★米税制改革への高い期待は禁物:米WSJ紙
米議会共和党とトランプ米大統領は税制改革で勝利できると確信している。だが、投資家は、最終的結果について、共和党が思い描くような勝利とは考えないこもしれない。その兆候は、下院共和党が今月に入り明らかにしていた税制改革案とは大きく異なる内容を含む案を、上院共和党が発表した。 株式市場の不満をかき立てたのは、下院が2018年の開始を見込む法人減税に関して、上院は2019年までの先送りを盛り込んだことにある。
★欧米イベント
○16:00 10月独卸売物価指数(WPI)
○18:00 コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○14日02:45 黒田東彦日銀総裁、スイスで講演
○14日04:00 10月米月次財政収支(予想:620億ドルの赤字)
○米国(ベテランズデー)、債券市場が休場
○カナダ(リメンバランス・デーの振替休日)、休場
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