★日9月第三次産業活動指数:市場予想を下回る
経済産業省が発表した9月の第三次産業活動指数は前月比0.2%低下となり、市場予想の前月比0.1%低下を下回った。
★日経平均株価:日銀の株式ETF買入れ観測から下げ渋る
米共和党上院の減税先送りや中東の地政学リスク、そして前日の米国株下落したことを受けて朝方から利益確定売りが先行した。海外投資家中心に利益確定売りが優勢となり、一時下げ幅を357円んみ広げた。しかし、後場に日銀の株式ETF回入れ観測が出て下支えとなった。また、市場では『本邦機関投資家から日本株に売りが観測された』との指摘もあった。結局、前日比187円安の2万2681円と3日続落して終了した。
★東京外国為替市場:日経平均株価下げ渋りを横目にドル買戻しも
ドル/円は、日経平均株価が下げ幅を縮めたほか、米長期金利が小幅ながら上昇したことを背景にじわりとドル買いが強まり、一時113.54円と本日高値を付けた。ユーロ/ドルは、終日小動きとなり、欧州勢参入待ちの様相となっている。
★南アフリカランド急落:教育無償化計画で財政悪化懸念
外国為替市場で南アフリカランドは急落した。下げ要因は、ズマ大統領が議会演説で『まもなく教育の無償化について新たな計画を発表する用意がある』と発言したことがきっかけとなった。10月末に南ア政府が『今後3年間で財政赤字が拡大する見通し』との見解を示したばかりとあって、教育無償化による再出増により一段の財政悪化が懸念されるとして南アランドは大きく売られた。
また、南アフリカは格付け会社S&Pとムーディーズ社が11月24日に格付けの見直しがあり、以前から格下げされるのではないかとの懸念が浮上していた。今回の教育無償化による財政悪化懸念で格下げとなると、南ア債券はジャンク級の扱いとなり、資金調達のコストが上昇することとなる。
★米11月ミシガン大学消費者信頼感指数が公表
参考となる10月確報値は100.7だった。また、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した10月消費者信頼感指数は、市場予想を上回る125.9に上昇した。景況感は全般的に改善を続けており、11月のミシガン大学消費者信頼感指数は10月実績に近い水準になると予想される。
★欧米イベント
○16:45 9月仏鉱工業生産指数(予想:前月比0.5%)
○16:45 7-9月期仏非農業部門雇用者数速報値(予想:前期比0.3%)
○17:30 7-9月期香港域内総生産(GDP、予想:前期比0.6%)
○18:30 9月英鉱工業生産指数(予想:前月比0.3%)
製造業生産高(予想:前月比0.3%)
○18:30 9月英貿易収支(予想:128億ポンドの赤字)
○21:30 メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○24:00 11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:100.9)
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