★独9月輸入物価指数:市場予想上回る
9月の独輸入物価指数は前月比で0.9%上昇、前年同月比で3.0%城署となり、市場予想の前月比0.5%上昇、前年同月比2.6%上昇をいずれも上回った。
指標結果後は市場予想を上回ったことからややユーロ買いが強まった。
★日経平均株価:海外投資家が先物に継続的な買い
前日のNYダウ高や好業績を受けたハイテク株の上昇にECB理事会が決めた量的緩和縮小ペースが緩慢で投資家の買い安心感につながりぜ引けにかけて上げ幅を広げた。後場では、世界景気の拡大に伴う企業業績の改善期待が高まり海外投資家が先物に断続的な買いを入れて先物主導で上昇に勢いが付き、1996年7月10日以来、約21年ぶりに節目2万2000台を付けた。結局、前日比268円高の2万2008円と大幅続伸で終了した。
★東京外国為替市場:アジア市場では終日もみ合い相場
ドル/円は、114.15円を挟んで方向感の乏しい動きとなった。午後に日経平均株価が270円超高まで上げ幅を広げたものの、株高を手掛かりにしたドル買いは限定的だった。ユーロ/ドルは、1.1640ドルを挟んだ小動きが続いており、欧州勢の参入待ちの様相となっている。
★緊張度合高まるスペイン・カタルーニャ自治州の独立
中央政府の上院は憲法155条の下でカタルーニャについて予算や治安など幅広い権限をラホイ首相に与える法案について27日に採決する。強行なカタルーニャの独立派と譲歩を拒むラホイ首相との板挟みになりプチデモン州首相は動きが取れない。独立の試みがとん挫したことに市民が抗議する中で同首相は州議会で演説する。州議会は政治家グループが提出した動議について27日午後(日本時間午後7時)から審議する州議会は独立派が過半数を占めている。
★米国市場では7-9月期のGDPが公表
参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル『GDP Now』は前期比年率+2.7%と予想くしている。4-6月期国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率+3.1%で改定値から0.1ポイント上方修正された。在庫投資が当初予想よりも多かったことが反映された。7-9月期についてはハリケーンによる被害で一部地域での経済活動が低下したことなどから、成長率は4-6月期確報値を下回る見込みとなっている。
★米国市場では10月ミシガン大学消費者信頼感指数が公表
米国経済はハリケーン復興需要や年末商戦への期待感、減税など税制改革協議の進展観測などにより改善傾向にある。米国株の過去最高値更新も資産効果を通じて、消費マインドにはプラス要因となる。年末商戦に向けては、関連の雇用や賃金の底上げ期待が高まってきた。ただ、消費者信頼感指数は、すでに9月時点でハリケーン復興需要期待などで改善してきた。そのため、10月は反動減速となる可能性も残る。
★欧米イベント
○15:00 9月独輸入物価指数(予想:前月比0.5%/前年比2.6%)
○15:45 10月仏消費者信頼感指数(予想:101)
○16:15 プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
○19:30 ロシア中銀、政策金利発表(予想:8.25%に引き下げ)
○20:00 バイトマン独連銀総裁、講演
○21:30 7-9月期米GDP速報値(予想:前期比年率2.6%)
○23:00 10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値、予想:100.7)
○29日 欧州が冬時間に移行
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