★日9月全国百貨店売上高:前年比で売上高プラス
日本百貨店協会がまとめた9月全国百貨店売上高は前年比+4.4%となった。また、同時に発表された東京地区の売上高は前年比+4.6%となった。
★日8月景気動向指数:速報値を上回る
内閣府が発表した8月景気動向指数(CI、改定値)は現状を示す一致指数が117.7となり、速報値117.6を上回った。また、先行指数は107.2となり、速報値の106.8を上回った。
★日経平均株価:史上初の15連騰で終了
週末の衆院選で与党が大勝し、異次元緩和などアベノミクスの継続によって日本経済の回復が続くと期待した海外投資家の買いが膨らんだ。結局、前週末比239円高の2万1696円と史上初の15日連騰となり終了した。
★東京外国為替市場:ドル/円は株価との相関関係が低下
ドル/円は、113.70円を挟んだもみ合いとなっていたが、15時過ぎに113.62円まで値を下げた。午後の日経平均株価が一時260円超高まで上げ幅を広げたものの、株高を支えにドル買いは限定的だった。ユーロ/ドルは、1.1770ドル付近のもみ合いとなっていたが、ドル/円の下落につれて1.1777ドルまで値を上げた。
★カタルーニャ州独立派は対応協議:欧州時間からユーロ荒れる展開も
スペインのラホイ首相がカタルーニャ自治州の直接統治に向けた前例のない一連の措置を発表したことを受け、州独立派は23日(日本時間午後5時半)に会合を開き、対応を協議する。中央政府はプチデモン州首相を数日中に解任しようとしているが、同州首相は独立に向けて戦い続ける意向を表明している。州首相の支持者らは週内にも独立を宣言する可能性があることを示唆している。一方で、スペイン検察のトップはプチデモン州首相が独立を宣言すれば、最高30年の収監に直面するだろうと述べ、即時逮捕の可能性を示した。
★英EU離脱法案巡りメイ首相に課題直面
EU首脳会議で他国首脳から離脱交渉の突破口が年内に開ける可能性も示唆され、勇気づけられて帰国したメイ首相だが、それはEU側により多額の清算金を支払うことについて閣議で了承を得られる場合だけだ。そのため、労働党が保守党の抵抗勢力と連携する姿勢を示した。しかし、野党労働とのキア・スターマー議員が離脱法案の大幅修正を受け入れるか、廃案のリスクを取るかを選択を首相に突きつけた。同議員の提案は、首相がEUとまとめた離脱合意に対して議会に拒否権を与える内容で、首相の交渉戦術を弱体化する恐れがある。
★FRB議長となった場合テイラー氏が姿勢転換の必要性が生じる
米FRB次期議長候補の最終選考リストに残った1人、スタンフォード大学のジョン・テイラー氏は連邦準備制度との間に複雑な過去を抱える。同氏は、米金融当局の最近の政策を声高に批判し、当局が政策決定で自由裁量を減らして同氏のルールの勧めにもっと従うべきだと主張してきた。テイラー氏が議長となった場合、既存の自由裁量的枠組みの中で妥協、説得活動をしなければならない公算が大きいことを意味し、このような枠組みに対する批判の急先鋒の1人だった人物には姿勢の転換が必要となる。
★欧米イベント
○16:00 プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○17:30 9月香港CPI(予想:前年同月比2.0%)
○21:30 8月カナダ卸売売上高(予想:前月比0.4%)
○23:00 10月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値、予想:▲1.1)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |