★独9月卸売物価指数(WPI):前月を上回る
ドイツ連邦統計局が発表した9月の独卸売物価指数は前月比0.6%上昇となり、8月の前月比0.3%上昇を上回った。
★中国9月インフレ指標:卸売物価指数(PPI)は予想上回る
中国国家統計局が発表した9月消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.6%上昇となり、市場予想通りとなった。また、9月卸売物価指数(PPI)は前年同月比6.9%の上昇となり、市場予想の6.4%上昇を上回った。
★日経平均株価:高値圏では戻り待ちに押される
前週末の米国株高を背景に投資心理が強気に傾いたほか、衆院選での与党優勢が連日で報じられ、アベノミクス継続への期待から海外中心に買いが優勢となった。一時190円を超す上げ幅となったが、その後は戻り待ちの売りに押された。結局、前週末比100円高の2万1255円と10日促進で終了した。
★東京外国為替市場:ドル/円は材料に乏しく小動き
ドル/円は、資金の取引材料に乏しく111.90円前後での持ち高調整が続いた。ユーロ/ドルは15日に行われたオーストリア議会選の投票結果から右派政党の躍進が嫌気され弱含んでいたが、これまでの下げは小幅にとどまっていた。1.1805ドル前後でのもみ合いから、ユーロ/円の下落とともに1.1793ドルまで弱含んだ。
★オーストリア総選挙で中道右派勝利でユーロ売り
オーストリアで15日に行われた国民議会(下院)総選挙うで中道右派の国民党(OeVP)が第一党になると予想されている。同党のセバスティアン・クルツ党首(外相)は現在31歳。ただし、国民議会は過半数に達していないため、極右とされる自由党(FFPOe)と連立政権を樹立するとの見方が広がっている。オーストリアの総選挙で右派政党の躍進が嫌気されユーロ/ドルが弱含んでいる。
★米韓軍事演習始まる:地政学リスク懸念高まる
米国と韓国の海軍は16日から20日まで、艦艇約40隻が参加する合同軍事演習を開始した。北朝鮮にはミサイル発射など新たな挑発準備をしている兆候が見られる。複数の韓国メディアが14-15日に匿名の軍関係者の情報として報じたところによると、北朝鮮のミサイル車両が地図上から繰り返し現れたり消失したりしているほか、『輸送規律発射機』が平壌近くや平安北道から弾道ミサイルを運搬した。
★米国市場では10月のNY連銀製造業景況指数が公表
10月指標では前週末にミシガン大学信頼感指数の速報値が公表され、101.1となり、市場予想の95.0や9月の95.1を上回る改善となった。2004年1月以来、約13年ぶりの高水準となっている。大型ハリケーンの復興事業期待のほか、雇用の改善、年末商戦への期待感、米国株の過去最高値更新の持続を受けた資産効果などにより、米国の景況マインド指数には力強さが見られている。一方で、NY連銀指数については、すでに9月段階からハリケーン復興事業への期待先取りなどで上昇していた。その分だけ10月については、過度な期待の反動期待リスクも残る。
★欧米イベント
○15:00 9月独卸売物価指数(WPI)
○18:00 8月ユーロ圏貿易収支(季節調整前、予想:233億ユーロの黒字)
○21:30 8月対カナダ証券投資
○21:30 10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:20.5)
○日米経済対話(ワシントン)
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