★安倍首相午後6時から記者会見
9月28日召集の臨時国会で衆院を解散する意向を表明する。複数の与党関係者によると総選挙は10月22日開票となる見通し。国会召集日の冒頭解散なら1996年9月以来21年ぶりとなる。
共同通信が24日報道した全国電話世論調査によると、比例代表の現時点での投票先は自民党が27.0%で、民進党8.0%、小池都知事の側近らが結成する新党は6.2%だった。決めいていないとの回答が42.2%あった。
★日9月月例経済報告:景気判断据え置き
政府が公表した9月の月例経済報告で、景気の総括判断を『緩やかな回復基調が続いている』に据え置いた。項目別では国内企業物価の表現を『このところ上昇テンポが鈍化している』から『上昇テンポが鈍化している』に表現を変更したが、その他に変更はなかった。
★日7月景気動向指数:速報値を上回る
内閣府が発表した7月景気動向指数(CI、改定値)は現状を示す一致指数が115.7となり速報値115.6を上回った、また、先行指数も105.2となり、速報値の105.0を上回った。
★日経平均株価:海外短期筋の買いが優勢で上昇
24日投開票ドイツ連邦議会の結果を受けた円安を好感した輸出関連株への買いや、安倍政権の2兆円の経済対策への年内策定期待感から買いが強まり、一時160円近く上昇した。しかし、買い一巡後は利益確定売りが目立ったため上げ幅を縮めた。9月8日直近安値から1000円以上水準を切り上げてきただけに利益確定売りに押されやすい。結局、前週比101円高の2万0397円と反発して終了した。
★東京外国為替市場:総じてドルの上値重い
ドル/円は、一時112.52円まで上げたが、先週末高値の112.55円を上抜け出来なかったことで、上値の重さが嫌気された。また、日経平均株価の伸び悩みも重しとなり112円前半でのもい合い相場となった。なお、安倍首相が『2兆円規模の政策を』『消費税引き上げによる財源を活用』などと述べたが、現在のところは相場への影響は限定的。ユーロ/ドルは、米長期金利が再び低下基調となり、小じっかりの値動きとなるなど、ドルにやや売り圧力がかかっている。独総選挙の結果を受けた欧州勢の出方を見極めたいとの見方もあり、1.1930ドル前後で様子見ムードが広がった。
★マクロン大統領率いる共和党前進は議席減らす
フランス上院(定数348)選が24日開票され、最大野党の右派・共和党が第1党の財を維持することが確実となった。マクロン大統領率いる中道与党『共和国前進』は国民議会(下院)で過半数を占め、通常の法案については下院の議決が上院に優越するため、大統領が推進する大掛かりな税制・年金制度改革がとん挫することはなさそうだ。BFMテレビによれば、共和党は7議席増やし、149議選を閉める見込み。第2党の社会党は68議席と18議席減らし、共和国前進は6議席失い23議席に留まる見通し。
★欧米イベント
○16:00 コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○17:00 9月独Ifo企業景況感指数(予想:116.0)
○18:00 安倍首相、記者会見
○18:15 メルシュECB専務理事、講演
○21:30 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
○22:00 ドラギECB総裁、講演
○26日01:40 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
○南アフリカ(国民の祝日の振替休日)、休場
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