★独9月消費者信頼感指数:市場予想上回りユーロ買い
Gfk調査のドイツ9月消費者信頼感指数は10.9と8月の10.8から上昇した。また市場予想の10.8を上回る結果となった。
発表後予想を上回ったことからユーロがじわりと買われる展開となった。
★日経平均株価:押し目買いで下げ幅縮小
北朝鮮が早朝に弾道ミサイルを発射した日本上空を通過、北朝鮮情勢緊迫化への警戒感からリスク回避の売りが広がったほか、1ドル=108円台への円高も嫌気され下げ幅を一時170円近く広げた。ただ、押し目を拾う動きも見られ下げ幅を縮めた。結局、前日比87円安の1万9362円と続落で取引を終了した。
★東京外国為替市場:欧米市場で再び円買い強まるか注目
ドル/円は、早朝は北朝鮮ミサイル発射を受けて大荒れの様相だったが、売り一巡後は次の材料待ちとなった。アジア市場では値頃感で国内機関投資家などが買い戻しを強めたものの、市場では『ドルの戻りは鈍い』と指摘があった。欧米市場では同様の買い戻しは期待しにくく、ドルは4月に付けた年初来安値108.13円が意識されている。ユーロ/ドルは、ユーロ/円の上昇につれて朝方高値の1.1984ドルに迫る水準まで上げた。
★米債務上限引き上げ求めCMB発行計画を発表
ムニューシン米財務長官は連邦債務上限の引き上げ問題について、『極めて重要な』期限と位置付ける9月29日までに議会が対処すると本当に確信しているか、あるいはこの問題を早期に解決するよう議員に圧力をかけようしている。米財務省が28日、キャッシュ・マネジメント・ビル(CMB、つなぎ資金調達のための短期政府証券)400億ドルを29日に発行すると発表したことは市場の参加者を驚かせた。このCMBは123日物で、2013年10月以降最も期間が長めであり、米財務省は債務を上限未満に抑制する柔軟性を減らすことになる。
★米国市場では8月消費者信頼感指数が公表
参考となる7月実績は121.1に改善し、2001年以降では今年3月の124.9に次ぐ高水準となった。8月については雇用情勢の改善が続いているものの、社会情勢がやや悪化していることから、7月実績をやや下回るとみられる。ただし、短期の景況見通しは7月実績の103.3に近い水準となる可能性がある。
★欧米イベント
○15:00 8月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比横ばい)
○15:00 9月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:10.8)
○15:45 7月仏消費支出(予想:前月比0.7%)
○15:45 4-6月期仏国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比0.5%)
○21:30 7月カナダ鉱工業製品価格(予想:前月比▲0.7%)
○21:30 7月カナダ原料価格指数(予想:前月比▲0.3%)
○22:00 6月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比5.6%)
○23:00 8月米消費者信頼感指数(予想:120.6)
○30日02:00 米財務省、7年債(280億ドル)入札
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