★トランプ米大統領の弾劾決議案を提出
米民主党シャーマン下院議員はトランプ米大統領の弾劾決議案を提出した。
★中国6月貿易収支:市場予想上回る
中国の6月貿易収支は2943億人民元(+428億ドル)の黒字となり、市場予想の426億人民元(426億ドル)を上回った。また、5月の2816億人民元(+407.9億ド)も上回った。
内訳では、人民元建てベースで輸出は前年比+17.3%増となり、市場予想の前年比+14.6%増を上回った。また、輸入では前年比+23.1%増となり、市場予想の前年比+22.3%増を上回った。
★日経平均株価:円高を嫌気した売りに押される
前日の米国株の上昇を受けて80円超上昇して始まったものの、買い一巡後は金融関連株の売りが重しとなり上げ幅を縮めた。円高が進み輸出関連株中心に売られると、一時マイナス圏となる場面があった。ただ、日銀のETF買いの思惑などもあり買い戻しも入った。結局、前日比1円高の2万0099円とプラス圏で終了した。
★東京外国為替市場:ドル/円は方向感の乏しい展開
ドル/円は、上値の重さを確認すると日経平均株価の失速に伴って戻り売りが進んだ。米長期金利の低下も相場の重しとなった。さらに、トランプ米大統領の弾劾決議案が民主党サイドから提出されたことも、政治情勢の混迷を嫌ったドル売りを誘発した。一時112.86円まで下落したが、5日安値112.82円が目先のサポートとして意識されると買い戻しが入り113円台を回復した。ユーロ/ドルは、前日の下落に対するショートカバーが入り1.1452ドルまで値を上げた。
★金融緩和策の転換で新興国ラリーから資金流出の可能性も
新興国市場で18カ月続いたラリーの勢いに陰りが見えてきた。世界の主要中央銀行が、高リスク投資を盛り上げるのに一役買ってきた金融緩和策の解除に動く可能性を示唆しているためだ。調査会社EPFRグローバルによると、先週は新興国市場の株式ファンドに流入した資金が3月中旬以降で最低の水準まで減少した。MSCI新興国通貨指数が8週間ぶりの安値に迫る一方、新興国の株式市場は5月以来の安値水準に近づいている。
★米国市場では6月のPPI(生産者物価指数)が公表
6月にかけて原油などの資源価格が下落し、賃金も低迷が続いた。携帯電話関連や薬品関値などでの物価下落圧力は根強く、改めて米国の物価指標は伸び悩みが警戒されやすい。一方で、米国の物価指標については、すでに織り込みも進んできた。6月にかけてはドル安が優勢となっており、世界経済の復調もあって輸入物価でのインフレ低下圧力は緩和されてきた。
★欧米イベント
○15:00 6月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比0.2%)
○15:45 6月仏CPI改定値(予想:前月比横ばい)
○16:15 6月スイス生産者輸入価格(予想:前月比横ばい)
○21:30 5月カナダ新築住宅価格指数(予想:前月比0.3%)
○21:30 6月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比横ばい)
食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.2%)
○21:30 前週分の米新規失業保険申請件数(予想:24万5000件)
○22:00 コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
○23:00 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、米上院銀行委員会で証言
○14日02:00 米財務省、30年債(120億ドル)入札
○14日02:00 ブレイナードFRB理事、講演
○14日03:00 6月米月次財政収支(予想:380億ドルの赤字)
○独仏首脳会議(パリ)
○米仏首脳会議(パリ)
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