★独4月製造業新規受注:市場予想を上回る
4月のドイツ製造業新規受注は前月比2.1%減となり、市場予想の前月比0.3%を下回った。
★日4月の景気動向指数:市場予想上回る
内閣府が発表した4月の景気動向指数(CI、速報)は現状を示す一致指数が117.7となり、市場予想の117.5を上回った。先行指数は104.5となり、市場予想の104.3を上回った。
★豪1-3月期国内総生産(GDP):市場予想をやや上回る
オーストラリアの1-3月期GDPが前期比0.3%増、前年同期比1.7%増となり、市場予想の前期比0.3%増、前年同期比1.6%増を前年同期比で上回る結果となった。懸念ほどには悪化しなかったほか、前年比では予想を上回る改善となった。
★日経平均株価:円高一服で買い戻しが優勢
外国為替市場で円の底堅さを嫌気して70円超安まで売りが先行した。その後は、前日終値付近まで下げ渋ったが売りが再開した。ただ、明日の重要イベントを控えて様子見気分も強かった。後場に入り円高一服を手掛かりに買い戻しが優勢となって一時40円高の2万0020円と2万円台を回復した。結局、前日比4円高の1万9984円と小反発で取引を終了した。
★東京外国為替市場:ドル/円は109円半ば近辺でもみ合い
ドル/円は、109.50円台で次第に方向感が乏しい展開となった。市場では、明日の英総選挙など重要イベントを前に様子見ムードが強いとの指摘があった。日経平均株価が2万円台を回復すると、109.63円まで買われた。ただ、NY時間の高値109.63円が目先の上値目処として意識されたほか、株高も一服したことで109.40円台まで伸び悩んだ。ユーロ/ドルは、一時1.1260ドルまで下げたが、追随する動きは見られなかった。総じて欧州勢参入待ちの様相となっている。
★欧州では金の保管庫建設ブーム:金・銀ニーズの高まり
ロンドン西部では貸金庫、フランクフルトでは警備の厳重な金と銀の貯蔵施設が建設されるなど、貴重品の保管を手掛ける企業が需要の対応するため能力を拡充している。安全資産の逃避が、ポピュリズムの台頭とインフレの兆しを背景に再び活発化している。欧州で1億ユーロ(約124兆円)を超える価値の金を保管可能な施設の開設を警戒している企業もある。それだけ、金と銀のニーズが高まっているとも言える。
★英総選挙では労働党が敗北を準備:世論調査結果と違う動き
英総選挙の世論調査結果は与党・保守党を野党・労働党を激しく追い上げているが、当の労働党の関係者や候補者は内々で、数十議席を失う場合に備えている。調査委会社ユーガブのモデルによると、6日時点では労働党は下院(定数650議席)総選挙で230-300議席を得る見通しとなっており、最低でも現在の229議席から伸びる勢いとなっている。党関係者の1人は、選挙で70議席を失い、獲得議席が160にとどまる可能性も大いにあると語っている。
世論調査とは全く反対の読みとなっており、もし労働党の議席が減り保守党が過半数を大きく上回るようならば、ポンド買いにつながりやすい。昨年もそうであったように、世論調査が大きく外す可能性もある。
★欧米イベント
○15:00 4月独製造業新規受注(予想:前月比▲0.3%)
○18:00 インド中銀、金融政策決定会合(予想:6.25%に据え置き)
○未定 ポーランド中銀、政策金利発表(予想:1.50%で据え置き)
○20:00 MBA住宅ローン申請指数
○21:30 4月カナダ住宅建設許可件数(予想:前月比3.0%)
○23:30 EIA週間在庫統計
○8日04:00 4月米消費者信用残高(予想:150億ドル)
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