★中国1-3月期財政収入:財政収支は前年同期比を大きく上回る
中国国営新華社通信は、1-3月期の中国の財政収入が4兆4400億元、前年同期比+14.1%と報じた。また、1-3月期の財政支出は4兆5900億元、前年同期比+21%となった。
★日2月鉱工業生産確報値:速報値を上回る
経済産業省が発表した2月鉱工業生産(確報)は前月比+3.2%、前年比+4.7%となり、速報値は前月比+2.0%、前年比+4.8%だった。
また、2月設備稼働率指数(確報)は前月比+3.2%となった。1月は前月比+0.1%だった。
★AP通信による北朝鮮のハン・ソンリョル外務次官のインタビュー
AP通信によると、北朝鮮のハン・ソンリョル外務次官は『われわれが米国の先制攻撃を前に傍観することがないのは確かだ』と述べた。とAP通信が伝えた。同次官とのインタビューを引用している。同次官は『彼らが選択するなら、われわれは戦争に突入するだろう』、『トランプ大統領の北朝鮮への政策はこれまでの政権よりも悪質で攻撃的』、『問題を起こしているのは北朝鮮でなく米国とトランプ大統領などと発言した。
★日経平均株価:地政学リスク警戒から売り優勢
4月限オプションSQ(特別清算指数)に絡んだ買いが先行し100超上昇した。ただ、中東や北朝鮮を巡る地政学リスクも警戒され一転下落となった。その後は方向感が出ない展開となった。一時140円超の下落となったが、引けにかけて買い戻された。結局、前日比91円安の1万8335円と4日続落して終了した。
★東京外国為替市場:午後にリスク回避の円買い強まる
ドル/円は、海外市場がイースターで休場のなか、終日109.15円前後でのもい合いが続いた。午後になると日経平均株価が140円超安とともにリスク回避の動きが強まり一時108.82円まで下落した。ユーロ/ドルは、NY市場終値とほぼ同水準での推移となった。しかし、午後にユーロ/円が下落すると前日安値1.0609ドルを下抜け、1.0606ドルまで下げる場面があった。
★米国市場では3月消費者物価指数(CPI)が公表
3月の生産者物価指数(PPI)は前月比▲0.1%となり、市場予想の横ばいや2月の+0.3%を下回る低下となった。原油価格の上昇の一服やドル高の累積効果などにより、昨年8月以来のマイナスとなった。参考となる2月実績は前年比+2.2%だった。新車価格の下落や衣類の価格に大きな変動はなかったことから、物価上昇率は1月実績をわずかに下回った。3月については、各項目で大幅な価格変動はないものの、重要減少は確認されていないことから、コアインフレ率は2月実績をやや上回る可能性がある。
★米国市場では3月小売売上高が公表
米国では3月に自動車販売が減速となり、昨年からの急回復の息切れが示された。参考となる2月実績は前月比+0.1%で市場予想通りとなった。2月は建築・園芸・資材などの売上が増加し、家電やガソリンなどは減少した。3月については2月に減少した家電やガソリンの売上が多少持ち直すと予想されている。そのため、前月比プラスとなる可能性もある。
★欧米イベント
○21:30 3月米消費者物価指数(CPI、予想:前月比横ばい)
エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.2%)
○21:30 3月米小売売上高(予想:前月比▲0.2%/自動車を除く前月比0.1%)
○23:00 2月米企業在庫(予想:前月比0.3%)
○聖金曜日の祝日(グッドフライデー)でドイツ、スイス、南アフリカ、英国、米国(外為市場のみ通常取引)、カナダなど休場
○米財務省、為替報告書発表
○ロシア・シリア・イランの3カ国外相会談(モスクワ)
○16日 トルコ大統領の権限強化に向けた憲法改正めぐり国民投票
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