★ドル/円の日足では、レジスタンスとして意識されていた5月10日の高値114.37円を上抜けしてきたので、115.00円を目指す展開となっている。また、5日線(赤線)を上回っているので、上昇基調は維持している。下値では5日線や10日線(黄線)がサポートラインとして意識されそうだ。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:93.55、%D:89.79とかなり過熱感が出てきている。さらに、このところのサイクルから見ると、下落基調では3月10日~4月17日の26期間、5月10日~6月14日の25期間と、ほぼ同期間での下落サイクルとなっている。上昇基調では4月17日~5月10日の17期間に対して、6月14日からの上昇で19期間の上昇となっている。
そういう意味では、ストキャスティクスにおける過熱感やサイクル的にも再び下落調整局面となってもおかしくない。
12-13日にイエレン米FRB議長の議会証言が予定されているが、ハト派的な発言内容となると調整的な動きになりやすい。一方で、タカ派的な発言となると一気に115.00円トライとなる可能性も残る。
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