★米国株式市場はまちまち:利益確定売りが優勢
NYダウは12.87ドル安の25283.00、ナスダックは20.83ポイント高の7157.39で取引を終了した。連日で過去最高値を更新したこともあって、利益確定売りが先行した。しかし、米景気への楽観的な見方が根強いほか、今週から始まる10-12月期決算発表への期待が広がり、下げ幅を縮小する展開となった。ウォルト・ディズニーやゴールドマン・サックスの下げが目立った。VIX指数は9.22から9.52へ上昇した。
★NY外国為替市場:ユーロ売りにつれ円高基調
ドル/円は、ユーロ/円の下落につれて一時112.88円まで値を下げた。しかし、50日移動平均線の112.88円が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。その後は引けにかけて113.10円前後でのもみ合い商状となった。今年FOMC投票権を有するボステック米アトランタ連銀総裁が『年3、4回の利上げは必要ない可能性』などと述べたが、目だった反応は見られなかった。ユーロ/ドルは、低調な独経済指標を受けた応酬時間からのユーロ売りの流れが継続し、一時1.9562ドルまで下押しし、その後の戻りも鈍かった。
★NY原油先物市場は反発:米リグ稼動数減少を好感
NY原油先物市場は61.34ドルから61.77ドルで推移した。前週末発表された米国内石油掘削装置(リグ)稼動数が前週比5基減少したことで、シェールオイル生産後退の思惑が原油先物の下支えになった。一方、利益確定とみられるユーロ売りに、対ドルに対してユーロが弱含んだこともあり、割高感が相場の重しとなった。
★NY金・銀先物市場は反落:ユーロ/ドル下落による売り優勢
NY金先物市場は、1321.80ドルから1316.80ドルまで下落した。利益確定売りとみられるユーと売りに、ユーロがドルに対してゲラうkしたことで、割高感から売りが優勢となった。ただ、NYダウが今年初めて前日比下落に転じたことを受けて、リスク回避的な買いも一部に見られ、金の下落は限定的となった。
★米国債券市場は続落:材料難のなかわずかに売りが優勢に
米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)2.48%で終了した。週明けで手掛かり材料に乏しいなか、前週末終値を挟んで方向感のない展開となった。
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