★米国株式市場は下落:米税制改革案可決で利益確定売り
NYダウは28.10ドル安の24726.65、ナスダックは2.89ポイント安の6960.96で取引を終了した。米税制改革案の実現性期待から買いが先行した。その後、上院で内容の一部が修正された税制改革案が下院で再可決された。トランプ大統領の署名により同法案は正式に成立する。事前に期待で買われていた金融株などが材料出尽くしから利益確定売りに押された。そのため、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。VIX指数は10.03から9.72へ低下した。
★NY外国為替市場:米長期金利上昇からドル買い優勢
ドル/円は、米上下両院が共和党の税制改革案を可決したことを受けて、米長期金利の上昇に伴って、日米金利差拡大を見越したドル買いが徐々に強まった。高く始まったNYダウが下げに転じたものの、株安を受けたドル売りは限定的となり、113.40円台まで上げた。ユーロ/ドルは、しばらくは1.1840ドルを挟んだもみ合いとなっていたが、ロンドンのふぃ来寝具にかけて全般にユーロ買いが強まり、一時1.1901ドルまで上げた。フィキシングを通過するとユーロ買いも一服したものの、独長期金利の上昇などを葉池に1.18ドル台後半で底堅く推移した。
★NY原油先物市場は上昇:予想以上の在庫の減少で買い優勢
NY原油先物市場は一時58.12ドルまで買われた。米エネルギー情報局(EIA)が20日に習字原油在庫統計で原油在庫は予想以上に減少していたことや、ガソリンの在庫水準が市場予想を下回ったことが材料視された。また、ユーロ高・ドル安になったことも、原油価格の下支えとなった。
★NY金・銀先物市場は上昇:金ETFの残高減少で買い思惑
NY金先物市場は一時1271.40ドルまで上昇した。市場では金ETFのSPDRゴールド・シェアーズを通じた金の保有量が3ヶ月ぶりの水準まで減少したことが買い材料視された。ETFを通じた金投資が再び増えるとの思惑が浮上した。また、米国株が伸び悩んだことや、ユーロがドルに対して強含んだことも金の下支えとなった。
★米国債券市場は続落:年末のポジション調整売り
米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.03%高い(価格は下落)2.49%で終了した。米上下両院で税制改革法案が可決されたことを受けた売りが出たほか、年末を控えた持ち高調整的な売りも散見された。米長期金利は9ヶ月ぶりに一時2.50%台に達した。
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