★米国株式市場は上昇:アジア・欧州株高を好感した買い優勢
NYダウは160.50ドル高の23590.83、ナスダックは71.76ポイント高の6862.48で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行した。アジア・欧州株が概ね高くなったほか、米10月シカゴ連銀全米活動指数や中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことで、終日堅調推移となった。主要三指数揃って最高値を更新した。VIX指数は10.65から9.73へ低下した。
★NY外国為替市場:株高を好感したドル買い
ドル/円は、米長期金利が低下したことを切っ掛けにドル売りが先行した。ただ、日経先物が210円、NYダウが180ドル超上昇するなど株価が堅調推移するなか、下値は限定的となった。また、米長期金利が一時上昇に転じたこともあり112.50円台まで持ち直した。ユーロ/ドルは、ユーロクロスの下落につれる形で、一時1.1713ドルまで値を下げた。一方で、売り意順後は1.1750ドル台までショートカバーが入るなど下値も限定的となった。
★NY原油先物市場は反発:原油在庫減少するとの見方を好感
NY原油先物市場は、一時57.22ドルまで上昇した。米エネルギー省が22日に発表する原油在庫が大幅に減少するとの見方が広がったことが買い材料となった。また、今月末に開かれるOPEC総会で、協調減産の延長が決まるとの期待も買い材料となった。
★NY金・銀先物市場は反発:祝日を控えたポジション調整の売買
NY先物市場は、一時1284.50ドルまで買われた。主要通貨に対してドルが弱含んだことを意識されリスク回避的な金買いが観測された。米税制改革法案の年内可決の可能性はある程度織り込まれており、市場参加者は新規材料待ちとなっている。また、23日に感謝祭の祝日となるため、ポジション調整的な売買が増えている。
★米国債券市場は反発:持ち高調整の動きに方向感なし
米国債券市場で長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前日比0.01%低い(価格は上昇)2.35%で終了した。米感謝祭を控えて持ち高調整の動きが中心となったことで、明確な方向感は出なかった。
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