FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国市場はレイバーデ―で北米市場休場

 

NY外国為替市場:NY勢不在で値動き鈍く方向感を欠く展開

ドル/円は、北米市場が休場のため、市場の流動性が極端に低下するなか、109.60円を挟んで方向感が出なかった。G7首脳が『対北朝鮮で国連安保理に新決議採択の取り組みを求める』、米韓首脳は『合同での軍事力を強化する』とそれぞれ声明を発表したが、相場への影響は限定的だった。ユーロ/ドルは、ユーロクロスの上昇につれて一時1.1919ドルまで値を上げた。しかし、当日高値の1.1921ドルを前に上値を抑えられるとその後は伸び悩んだ。NY勢不在で総じて値動きは鈍かった。

 

13:30豪中銀:政策金利発表

豪州中銀が金融政策委員会を開催する。豪中銀幹部は豪ドル高へのけん制発言を強めており、5日の声明でも通貨高けん制が短期調整的な豪ドル安を招く可能性がある。ただ、豪州は資源価格の安定化や中国経済の底堅さなどにより、先行き利上げ地ならしの始動が注目される。

 

5日から米国議会再開:予算の確保や税制改革など

米国では議会の夏休みが終わり、5日に審議が再開される。トランプ大統領はメキシコとの国境沿いに壁を建設する玉目のよそさんの確報や税制改革などを目指す。しかし、白人至上主義をめぐるトランプ大統領の発言などで与党・共和党内でも大統領と距離を置く動きが出ていて、公約の実現は難航が予想される。

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