★米国株式市場は上昇:良好な米企業決算や原油高を好感
NYダウは100.26ドル高の21613.43、ナスダックは1.37ポイント高の6412.17で取引を終了した。良好な決算発表をしたキャタピラーやマクドナルドが大きく上昇したことや、原油価格が上昇したことで資源関連株が買われた。また、米7月の消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を上回ったことも好感され堅調推移となった。S&P500 指数やナスダック総合株価指数は最高値を更新した。VIX指数は9.43は変わらずだった。
★NY外国為替市場:リスク選好の円売り強まる
ドル/円は、日経先物や欧州株の上昇を這いけにドル買いが進行した。米長期金利が上昇したほか、米企業の好決算を受けてNYダウが一段高となるとさらにドル買いが強まった。この日発表された米経済指標が予想を上回る結果となり米長期金利が上昇幅を広げたうえ、『米上院共和党は医療保険制度改革法(オバマケア)を廃止もしくは代替する法案を審議するかどうかを巡り採決を開始した』と伝わると買いが加速した。ユーロ/ドルは、ユーロ/円の上昇が勢い付くとつれる形で買いが進行した。前日高値を上抜けると1.1712ドルと2015年8月24日以来の高値を付けた。ただ、同日高値の1.1715ドルがレジスタンスとして意識されると、米長期金利の上昇も重しとなり1.164ドル台まで上げ幅を縮小した。
★NY原油先物市場は続伸:需給改善期待から買い優勢
サウジアラビアが原油輸出を大幅に削減するとの見方がこの日も材料視された。26日に発表される米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で原油・ガソリン在庫の減少が予想されているが、米国のシェール生産業者による生産抑制によって、需給関係の改善が期待されていることも買い材料となった。
★NY金は反落・銀先物市場は反発:ドル強含みで売り優勢
NY金先物市場は、1248.80ドルから1258.00ドルのレンジで推移した。FOMCの結果発表を見極めたいとの思惑から積極的にな取引が手控えられるなか、ドルが主要通貨に対してドルが強含んだことも金売りにつながった。
★米国債券市場は大幅続落:リスク選好の動きで売り優勢
米国債券市場で長期ゾーンは大幅続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.08%高い(価格は下落)2.33%で終了した。欧州債券の下落につれる形で米国債は売りが強まった。良好な米経済指標や、原油高・株高となりリスク選好の動きが強まり、安全資産とされる債券需要が後退した。
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